答弁の映像は鎌倉市議会インターネット中継でもご覧いただけます |
今年度も折り返し地点になってまいりました。3月11日には、東日本大震災があり、苦しんでいる方は多くいます。それにもかかわらず、報道も徐々に減ってきたようです。そのようなことは、ある意味怖いことであると思われます。絶対に忘れてはいけないことです。
この5項目に対し、市長を初め理事者の皆様には明確なる御答弁をお願いいたします。 |
重度訪問介護について 以前にも言いましたが、この制度を使っていた方が鎌倉にもいたそうです。しかし、藤沢の事業所から頼んでいたそうです。まあ、介護の事業所から見ると、高齢者の介護保険が一番単価が高いようです。そして、障がい者になり、一番安く、人も確保しなくてはならないのがこの制度です。 鎌倉市としては、こういう制度を使いやすくするために、単価の保障のための助成金をつけていただけないものでしょうか。 |
||
(相川誉夫 健康福祉部長からの回答) 居宅介護の中でも、重度訪問介護事業の実施に当たっては、事業者は深夜時間帯で2人以上の介護者の確保が必要でありまして、サービス報酬単価が低く設定されている中で、事業運営面が厳しいという大きな課題がございます。国では、平成24年度に障がい者福祉サービスの報酬単価の見直しをするということで予定がされております。今後の国の動向も見据えながら、助成金や重度訪問介護、長時間の居宅介護サービスの整備などについて検討を進めてまいりたいと、このように考えております。 まずは、居宅介護サービスの早朝、深夜の支援時間の拡充に努めてまいりたいと、このように考えております。 今年度、4月に居宅介護支援事業者によります鎌倉市障害福祉サービス居宅介護支援事業者連絡会というものが設置されました。この事業者による連絡会の場も使いまして、各事業者との話題の共有ですとか、意見交換、そういうものも進めてまいりたいと考えております。 |
||
(回答に対する千一の再質問) |
||
(松尾崇 市長からの回答) |
||
江ノ電・七里ヶ浜駅のバリアフリー化について |
||
(山内廣行 都市整備部長からの回答) しかし、近隣の方から、この位置にスロープが設置されると、騒音、プライバシーの問題が新たに生じるとの理由から、強い反対意見が出され、その後、江ノ電とともに、その方と10回以上の話し合いを重ねましたけれども、理解が得られませんでした。江ノ電としては、駅に隣接する方の理解が得られない以上、計画の遂行は困難との判断から、この計画を改め、駅施設内でのバリアフリー化を図るとの方針変更がされました。江ノ電からは、平成22年度に実施した現地測量調査の結果、用地等の課題があり、さらなる検討が必要との報告を受けております。 引き続き、江ノ電と連携し、駅のバリアフリー化実現に向けて、協議・調整を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 |
||
(回答に対する千一の再質問) |
||
(山内廣行 都市整備部長からの回答) |
||
災害時の姉妹都市との連携についてのその後 |
||
(相川誉夫 健康福祉部長からの回答) そのような場合に、姉妹都市との要介護者の相互受け入れについては、受け入れ対象者や施設をどのように選んでいくのか、また付添人の同行ですとか、現地までの搬送車両の確保、また搬送ルートの選択など、課題は多岐にわたります。現在の協定に盛り込まれております介護者の相互派遣とは異なった面を持ち、実現性についての検証を含めた研究・検討をする必要があると考えております。 今後は、高齢者施設等と要介護者の相互受け入れについて、シミュレーションを行いながら、意見交換を行ってまいりたいと、このように考えております。 |
||
認知症の方のショートステイの現状とこれからについて また、モデル事業を3年間実施した結果、どのような認知症の方でも受け入れることができることになると考えていますが、今後、どのような受け入れ体制ができるのか教えてください。明確なる御答弁をお願いいたします。 |
||
(相川誉夫 健康福祉部長からの回答) 利用状況は平成21年度が23名、143日間、平成22年度が27名、169日間受け入れをしております。平成23年度、これは7月まででございますけれども、4カ月間で16名、112日の受け入れを行っているところでございます。 市では、認知症の方などを緊急的に受け入れた際のかかわり方など、専門講師を招いて研修を開催するなどして、施設職員の資質の向上を図ることにより、円滑に受け入れができるように、取り組んでいるところでございます。 それから、3年間のこのモデル事業を実施した結果、今後はどのような受け入れ体制ができるんですかという御質問でございます。 モデル事業、今年度も実施をしていることでございますが、このモデル事業の実績を積むことによりまして、認知症の方などを緊急時に受け入れる施設側の体制も整ってまいりました。また、モデル事業で実施をしている以外の施設も含めまして、受け入れ体制の研究・検討を市と一緒に重ねてまいりました結果、対象施設の拡大が可能になっているところでございます。 そのため、平成24年度からは9カ所の特別養護老人ホームすべてで緊急時のショートステイを受け入れることができることになっておりまして、そのように予定をしているところでございます。 これに、介護老人保健施設5カ所を加えた各施設が連携することによりまして、さらに受け入れがしやすい状況になると、このように考えております。 |
||
(回答に対する千一の再質問) |
||
(松尾崇 市長からの回答) |
||
鎌倉市の移動支援への30時間を、もっと時間を多く、いろいろなことに使えるように |
||
(相川誉夫 健康福祉部長からの回答) 障がい者の方々の個々の状況によっては、ケースワーカーが事情聴取をいたしまして、困り感、重要度、緊急性などの状況を踏まえて、ガイドラインに定めた時間数を超えて支給している場合もございます。 今後も、障がい者の方々が置かれた状況を十分に判断しながら、適切な移動支援サービスの実施に努めてまいりたいと、このように考えております。 移動支援サービスにつきましては、基本的に対象となる障がい者の方々が家を出てから帰宅するまでの、いわゆる外出のための支援をサービス対象とするものでございます。外出以外の室内における支援サービスにつきましては、居宅介護としてホームヘルプサービスを行っているところでございます。ホームヘルプサービスの内容は、身体介護や家事援助、相談及び助言でありまして、障がい者の方々が日常生活で必要とすることについての援助を行っているものでございます。介護保険のホームヘルプサービスのように、具体的な援助項目が定められてはおりませんが、障がい者の個々の身体状況ですとか、生活実態などによりまして、さまざまな日常生活上の必要とすることがございます、それへの援助を行っているというものでございます。 障がい福祉でのホームヘルプサービスの運用につきましては、各居宅介護支援事業者の理解を得て、障がい者の方々が日常生活を行っていく上で、支障が出ることのないように、個々の障がい者の生活状況に配慮したサービスの提供を行っていきたいと、このように考えております |
||
(回答に対する千一の再質問) |
||
(相川誉夫 健康福祉部長からの回答) (松尾崇 市長からの回答) |
||