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ことしは選挙も多く、国の体制も変わり、また鎌倉市においても市議会議員の構成も変わり、最後には新市長となり、国も市も体制が随分変わってまいりました。ますます、だれもが生きやすい鎌倉市になることを念じております。市長もかわりましたので、前回と重複するところもあると思いますが、明確なる御答弁をお願いいたします。 |
選挙について |
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(小村亮一 総務部長からの回答) なお、市選挙管理委員会といたしましては、今後も各投票所施設の見直しやスロープ設置等の改善、期日前投票所の増設など、より多くの方にとって投票しやすい環境を整えるための努力をしていきます。 |
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(千の再質問) |
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(松尾崇 市長からの回答) 先ほど答弁にもありましたけれども、より多くの方が投票できる、その環境の整備ということで、投票所施設の見直しや期日前投票の増設などを進めていくことがまずは大切なことであるというふうに考えています。 |
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無駄遣いとは |
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(松尾崇 市長からの回答) |
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災害時の要介護者のための介護人確保について |
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(松尾崇 市長からの回答) |
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大船駅東口のエレベーター設置について |
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(山内廣行 拠点整備部長からの回答) (松尾崇 市長からの回答) 北鎌倉駅をバリアフリー化していただきたいという御質問に対してです。北鎌倉駅のバリアフリー化につきましては、事業主体であるJR東日本と協議・調整を行いながら、平成22年度実施を目標に取り組んでおります。簡易的なバリアフリー対策である円覚寺側下りホームへのインターホン設置については、JR東日本に要望をしてきましたが、前面道路が個人所有地であり、現在、混雑時対応として設置している臨時口も理解をいただけない状況であることから、設置は難しいとの回答を得ています。JR東日本では、より利便性、安全性の向上を図るため、エレベーター、スロープによるバリアフリー化を検討し、本年度計画案を策定いたしました。現在、この計画案について周辺自治・町内会等を対象に説明会を開催するとともに、地域の方々への周知等を行っています。だれもが安心して利用できるよう、駅施設のバリアフリー化を推進してまいります。 |
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北鎌倉駅のバリアフリー化について |
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(松尾崇 市長からの回答) |
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行政側の市民一人ひとりに対するきめ細かな親切な対応について 10年前の10月下旬に私は大船のアパートに越してきました。そして、1週間目に足首を骨折し、大船の病院に3カ月入院しました。翌年の2月ごろ、退院したばかりのときです。鎌倉市の当時の社会福祉課の方が大船のアパートまで来てくださり、困っていることはないかと聞いてくださったので、私は休職中だったので、収入がないので年金はおりないものかとお聞きしました。そうしたら、こういう手続をとればおりるかもと言い、次に来たときには書類を持ってきて、書いてサインだけすればいいようにしてくださいました。また、そのとき、自己負担なしでヘルパーも受けられるようにしてくださいました。それは今でもとてもうれしく覚えています。これは私が経験したことですが、こんなように、一人ひとりの市民に合った必要な使える制度の親切な説明と対応が必要だと思われます。それにはある程度の職員の余裕も必要ではないのでしょうか。人減らしばかり考えず、受け手の市民の満足のいく体制づくりこそ大切だと思うのですが、市長はどういうお考えなのか、お聞かせください。 |
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(松尾崇 市長からの回答) |
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介護が必要な高齢者と認知症の方について どのような認知症の方も受け入れ可能なショートステイ的なものを鎌倉市にもと昨年の一般質問でやりました。それは認知症の方のいる家族で、その家族が病気になられたり、外出しなければいけなくなったときに、そのショートステイに何日か預けるということです。今年度は予算もつき、モデル事業をやられています。これは近い将来、鎌倉市でも認知症のショートステイをつくることを前提にやられているそうです。松尾市長のマニフェストで、お年寄りとその家族がいつまでも安心して生活できる在宅介護制度の充実と書かれています。それならば、このモデル事業は継続されるのか、または一気に来年度は認知症の方用のショートステイをつくられるのかを教えてください。また、介護が介護保険でも足りない低所得者層に対しては、家族も安心して生活できる鎌倉市独自のヘルパー制度をつくられるのかも教えてください。 |
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(松尾崇 市長からの回答) 次に、低所得者に対して鎌倉市独自のヘルパー制度をつくるのかも教えてくださいという御質問です。介護保険で利用可能な範囲を超えて訪問介護サービスを利用しなければならない方たちの実情を把握して、実態に即した対応を検討してまいりたいと考えています。介護保険で定められた介護度ごとの利用上限額が見直されれば、保険の適用範囲も広がり、自己負担も必要なくなることになります。平成21年4月に介護報酬の引き上げが行われましたが、その際に、支給限度額は見直されず据え置きとなっているため、その見直しについても国に対して要望してまいります。 |
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(千の再質問) もう一度お聞きしますが、モデル事業は続けられるのですね。 |
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(松尾崇 市長からの回答) モデル事業は、平成23年度までの3年間継続して、施設間での受け入れ体制の研究・検討を重ねることで、平成24年度以降の体制の構築につなげてまいりたいと考えています。 |
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御成交差点から寿福寺、英勝寺の前を通り扇ガ谷ガード下までの道路の改善について 前回も質問しましたが、私もよく使う道路なので痛切に感じていましたが、老人ホームを利用されている方、近隣にお住まいの方などから、鎌倉市でもああいうでこぼこの舗装の道路は少ないので、早急に改善してほしい旨の要望が多く上がっております。前回の答弁では、寿福寺まで来年度はやるとのことでした。松尾市長はどうお考えですか。 |
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(高橋洋 都市整備部長からの回答) (松尾崇 市長からの回答) |
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24時間対応できるヘルパー事業所の確保について 身体の障がいがあり、24時間ヘルパーの必要な方は鎌倉市にはいません。というよりも、そのように 24時間対応してくれるヘルパーの事業所がないからです。私の友達の24時間ヘルパーの必要な身体に障がいがある人などは、鎌倉市では生きていけないと東京の清瀬市に引っ越していきました。東京では、そういった24時間対応してくれるヘルパーの事業所が多くの市や区にあります。国立などは1日28時間のヘルパーが1人の人に対応しているそうです。なぜ28時間になるかといえば、入浴のときは2人のヘルパーが必要だからです。鎌倉市でも1日何時間かヘルパーの必要な人は、私も含め身体に障がいがある方はふえてきました。しかしながら、ヘルパーが24時間必要なのに、それができず、他市へ逃げていくような方のいる鎌倉市など、とても文化都市とは思えません。一日も早く、逃げていくことのない、公営でも民間でも構いませんから、24時間対応できるヘルパーの事業所を確保していただきたいのです。前進ある御答弁をお願いいたします。 |
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(石井和子 健康福祉部長からの回答) 24時間の居宅介護サービスでございますが、障がい者の自立支援法では、重度訪問介護事業に位置づけられております。この事業について若干御説明をさせていただきます。 この事業の対象となります方は、在宅で重度の肢体不自由がございます身体障がい者で、利用者の障がいの特性、性別、年齢に応じたサービスの提供が必要でございます。特に男性の利用者には男性の介護者を、女性の利用者には女性の介護者を配置する、いわゆる同性介護を念頭に置いたサービス提供が必要でございます。また、長時間、深夜あるいは早朝の介護もあること、それから複数の介護者を派遣することが必要であること、また個々の障がいの内容に応じた高度な介護技術も必要でございます。以上のようなことから、事業所がこのサービスを提供しますに当たりましては、介護者の確保、介護技術のレベルアップ、経費的な面など多くの課題がございます。そのため、本市を含め、県内では実施可能な事業所が現段階ではないという状況にございます。 東京都の清瀬市等で行われているサービスでございますけれども、重度の障がい者に24時間、切れ目のないサービスが提供されております。しかし、本市でいきなりそこまでのサービスを提供することは、先ほど申し上げました事業所の実態からいきましても、かなり困難な状況にございます。当面は、現在のサービス提供時間帯を拡大していくことをめざしたいと考えております。具体的には、現在、9時から夕方の17時か18時までの、その通常のサービスの提供、それに合わせて個々のニーズに応じてちょっと延長のサービス等が行われておりますが、そういう実態を早朝と夜遅くまでの時間帯まで延長できるよう、それを目指して取り組んでまいりたいというふうに考えております。あわせまして、今後は重度訪問介護事業の利用者の実情、実態の把握に努めまして、また必要に応じて、どこまでサービス提供ができますか、事業所とともに研究をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 (松尾崇 市長からの回答) |
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(千の再質問) 今の鎌倉の現状からいくと、何年か後につくるとしても、相当の熱意や気配りが必要だと思われます。もし、できたならば、こんなにすばらしいものはありません。市長は、その覚悟を持って臨んでいただきたいものです。いかがですか。 |
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(松尾崇 市長からの回答) 24時間対応できるヘルパー事業所の確保に向けて研究をしてまいりますが、当面、まず利用時間の拡大など、重度訪問介護のサービス提供体制の向上に努めて、障がい福祉サービスの充実を図ってまいりたいと考えています。 |
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道路の車道と歩道の段差について 市長のマニフェストには、バリアフリーの徹底と書かれていましたが、私は、一つは常盤近くの、一つは若宮大路の歩道から車道に落ち、頭を血だらけにして救急車で運ばれた経験があります。二つとも県道でした。市長は、どのような手だてでどのような順を追ってバリアフリー化していくのか、教えてください。 |
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(高橋洋 都市整備部長からの回答) 落下防止の方法につきましては、さまざまな工法があろうかと思います。施設の構造によりましても、対応が異なりますことから、点検結果を踏まえて、関係機関等からも意見を聞きながら、その施設に最も適した方法で工事を進めていきたいというふうに考えています。以上でございます。 (松尾崇 市長からの回答) |
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(千の再質問) 歩道があっても凹凸が激しく、手動の車いすではとても歩きにくいところがあります。市長の、動けばの定義から、みずから点検してほしいものです。いかがですか。 |
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(松尾崇 市長からの回答) 動けば変わるとあわせて、現場主義ということも当然掲げておりますから、市内の各地、さまざまな場所を見る中で、当然こうしたでこぼこの道路についても注意をしながら各所見てまいりたいというふうに考えております。 |
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