答弁の映像は鎌倉市議会インターネット中継でもご覧いただけます |
信号の時間延長の件 |
||
(都市整備部長からの回答) また、 12月定例会後においても、早期の実現に向けて再度要望を行うとともに、所轄警察と数度にわたる協議・調整を行ってまいりました。その結果、市役所前の交差点の歩行者横断用の信号の時間延長につきましては、現在実施している歩道の拡幅整備や配水施設などの道路改修工事完了後、隣接する御成小学校前交差点の歩車分離方式への信号機の変更とあわせて実施すると回答をいただいているところでございます。 しかしながら若宮大路など、比較的交通量の多い主要幹線道路の交差点である生涯学習センター前の交差点や下馬交差点の信号時間の変更は、交通の円滑化などの観点から、早期の対応が難しいとの回答を得ているところでございます。車両の円滑な通行と歩行者が安全に横断できる信号機の設定について、今後も警察と協議してまいります。以上でございます。 |
||
災害時の災害弱者と要介護者対策について |
||
(健康福祉部長からの回答) なお、萩市についてでございますけれども、協定締結に向けた申し入れをしたところでございまして、今後、両市で具体的な協議に入っていくという予定でございます。 |
||
どのような認知症の方でも受け入れ可能なショートステイ的なものについて |
||
(健康福祉部長からの回答) 介護者の急病や事故などによって、ほかに介護をする者がいない場合など、認知症の方が急にショートステイが必要になったときに、どのようにすれば円滑に受け入れていくことができるのかなどにつきまして、各施設と個別的に協議を重ねてまいりました。 それからまた、特養と老健が市内に12施設ございますけれども、12施設の施設長の会議を開催いたしまして、それぞれの建物、設備の状況ですとか、認知症の方の受け入れ状況についての話し合いも行っております。それらを踏まえまして、認知症の方などを円滑に受け入れることができる仕組みづくりに向けて、施設とともに研究してまいりたいと考えておりまして、平成21年度から特別ショートステイモデル事業を実施していくことを考えております。 (回答に対する千一の再質問) また、昨日、産院がスタートしましたように、各施設や医師会などとも話し合い、積極的に取り組んでほしいものです。市長の御決意をお聞かせください。 ショートステイのモデル事業についての内容について、どのようなものなのかというお尋ねでございます。特別養護老人ホームにおいて、対応できるショートステイのベッドを確保いたしまして、円滑に利用できる体制の仕組みづくりをモデル事業として行っていきたいというふうに考えております。 (健康福祉部長からの再回答) このモデル事業の成果を踏まえまして、複数の介護保険施設、あるいはすべての介護保険施設で可能になることが一番望ましいわけですけれども、事業の実施に移していくという、そういう予定でおります。 (市長からの回答) |
||
障がい者団体が利用できるバスについて |
||
(健康福祉部長からの回答) それから、民間事業者の状況でございますけれども、県内では唯一神奈中観光が車いすを2席固定可能な43人乗りの大型観光バスを有料で貸し出しております。各団体等は、そのともしび号が使えないときには、このバスを有料で利用しているという実態がございます。社会参加の促進を図るためにも、利用内容、あるいは利用目的など、団体等からの状況や意見を集約し、現状把握にも努める中で、今後の利用支援のあり方について検討してまいります。 (回答に対する千一の再質問) (市長からの回答) |
||
高額医療費について |
||
(健康福祉部長からの回答) なお、後期高齢者医療制度につきましては、高齢者の負担軽減を目的に、入院については現物給付、通院についても一度申請を行った方は2度目以降の申請は不要ということで、高額療養費は指定口座に振り込まれるという、そういうことになっています。法令ですとか、国、県の助言・指導によりまして、申請に際して領収書の添付が義務づけられております。本市は、この領収書の添付につきまして、領収書の提示に変えることで、被保険者にとって利用しやすい仕組みづくりを進めているところでございます。 今後も、限度額適用認定制度ですとか、あるいは郵送による受け付けなどを広くPRするとともに、申請に際しての負担の軽減が図れるような対応を協議・検討してまいりたいと考えております。 |
||
緊急時の音が出るものについて |
||
(健康福祉部長からの回答) 高齢者などについては、自主防災組織やケアマネジャーの研修会などを通して、防災用品の周知・啓発をしてまいります。 障がい者については、これまでにも各障がい当事者団体と障がいの特性に応じた災害時や緊急時における安全対策、それから避難方法などを随時話し合ってまいっております。障がい者が最も適した防災用具を利用できますように、例えばエアー式のブザーですとか、サバイバルホイッスルなどの音の出る防災用具も含めた防災用品を市が行っております地域生活支援事業における日常生活用具の支給対象としてまいりたいというふうに考えております。 (回答に対する千一の再質問) (健康福祉部長からの再回答) 先ほど御答弁申し上げました障がいに応じた用具の給付ができますように、地域生活支援事業における日常生活用具の支給対象として、そういう支給対象とできるような取り組みをしていくわけでございますけれども、その取り組みが21年度、4月1日実施できますように取り組んでまいります。 |
||
鎌倉市の小・中学校のバリアフリー化について |
||
(教育総務部長からの回答) 耐震化の問題につきましては、当初の計画を前倒しをいたしまして、建てかえ予定校を除きますすべての学校が平成22年度中には工事を終わらせることになっております。その耐震改修が前提となります学校のバリアフリー化、大規模な工事でありますエレベーターやトイレの改修につきましては、実施計画事業に位置づけまして、計画的に今後、バリアフリー化を進めていきたいというふうに考えております。 軽度のといいますか、内部でできますスロープや手すりなど、軽微な改修につきましては、その都度改修を行っているところでございまして、今後も同様に、臨機応変に対応をしてまいりたいというふうに考えております。 なお、今後改築の予定をしております第二中学校や大船中学校につきましては、当然、バリアフリーを念頭に置いて設計をしていく予定でございますが、既に第二中学校におきましては、基本設計の段階からバリアフリーの視点を取り入れているところでございます。 |
||
行財政改革の今後の進め方について さらにもう1点、いわゆる縦割りの対応の困ることについて。どこの課かはっきりしないことや、幾つかの課に関係するようなことを尋ねると、たらい回しになるケースが多いのです。市民にしてみると、あちらこちらに回されてはうんざりするばかりです。何とかならないか、この点も行政の質の向上につながるものです。行革の最終的な目的は、いかにして、市民に喜んでもらえるニーズに合ったものをつくっていくかです。市民はわかりやすい行政の対応をきちんと受けたいと望んでいます。これらが積み重なって住みよい町、ずっと住んでいたい町になるのではないでしょうか。 今後は、個々の対応のきちっとしたものの向上を行革の重点にして進めていただきたいと思います。考えをお聞かせください。 |
||
(副市長からの回答) 1点目の個々の対応の質の向上に力を入れる行革にするべきではないか。また、個々の市民のニーズに対応できる体制をつくることが大切ではないか、これにつきましてですが、行財政改革を進めるに当たりましては、限られた行政資源の中で、住民福祉のため、質の高い市民サービスを提供しなければならないと考えております。窓口の対応につきましては、住民の方の視点に立った対応を図ることが大切であり、職員ハンドブックによる啓発を行うとともに、窓口サービスに関する満足度調査などを実施し、改善を図っているところでもございます。 各種の相談や手続につきまして十分に御理解いただけるよう、来庁された方が窓口で御指摘のような御不満を感じることのないよう、今後もさらに窓口サービスの質の向上に力を入れていきたい、このように考えております。そのためには、市民ニーズを把握する感性や、新しいサービスへの情報収集力を高めていく必要があり、職員の意識改革も同時に推進してまいります。 また、市役所に来所せずサービスを受けられる方法として、宅配サービスについての御提案でございますが、需要と費用対効果を勘案しながら、今後の研究課題としていきたいと考えております。 御質問の2点目の、いわゆる縦割りサービスの弊害についてでございます。縦割り組織の弊害として、来庁される方が、いわゆるたらい回し感を持たないよう、これまでも接遇に関する研修や啓発に取り組んできたところでございます。 今後におきましても、さらに関連課の連携をより緊密に取り合うことで、市民の方に御不便をおかけすることのないよう努めていきたいと考えております。以上でございます。 (回答に対する千一の再質問) 縦割り行政での解決策としては、ある程度、どの課のことも把握した総合窓口のようなものを設けたらいかがでしょうか。今の案内とは別にです。いかがですか。市長のお考えをお聞かせください。 (市長からの回答) 総合窓口ということでございますが、現在、やはり市民相談課が市民の方の御相談を受けている担当課でございます。今後、総合窓口のあり方につきましては、他市などもよく参考にさせていただき、今後研究をさせていただきたい。いずれにいたしましても、市民の方の立場に立って、今後検討あるいは課題の整理をさせていただきたいと考えております。 |
||