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認知症のショートステイを鎌倉市にも 鎌倉市には、認知症の人を受け入れてくれるショートステイはありません。現在、近隣で認知症の方を受け入れてくれるショートステイ施設は、車で1時間半かかります。しかし、自宅で家族と同居している方は、デイサービスや訪問介護をされている方もいます。家族の手は、必要不可欠であり、それなしては生きていけません。家族の方が、体調を崩された時や、夜間、どうしても離れなければいけないときは、認知症の方でも利用できるような、設備が整った、ショートステイ施設が必要不可欠です。早急なる対応と、前向きなご答弁をお願いします。 |
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(市の回答) 認知症の方のうち、自傷、他害等の行動を持つ方は精神科の医療としての対応も必要となります。こうした自傷、他害等の行動をもつ方に対応できる病床を持つ施設が市内にはございません。現状では、このような方には、医療機関と併設した近隣市の施設をご利用いただいております。 まず、認知要の人たちを受け入れるために、ショートステイの受け入れ数の拡大が必要でございます。本年6月から特別養護老人ホーム併設のショートステイ20床が開設されるなど、ショートステイが利用しやすい環境が整備されつつあります。今後も、特別養護老人ホーム等の施設整備の際に、事業者と協議する中で、ショートステイ枠の拡大を求めていきます。 |
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身体障がい者のショートステイについて 前回も質問しましたが、鎌倉市では、重度の身体障がい者が泊まり、寝起きできる施設はひとつもありません。ある法人が、枠だけ確保したものの、ソフト面の不備で、使うことができません。何泊かできるショートステイ施設ができれば確保していただきたいと思います。前回からの進捗状況を教えてください。 |
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(市の回答) また「障がい者生活支援センター鎌倉成和」では、平成19年度から身体障がい者のショートステイが可能になっております。今後、市としても利用希望者への十分な周知、説明につとめ、施設利用の支援を十分に図ってまいります。 |
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障がい者がアパートを借りやすく 障がい者にとって、民間のアパートを借りるのは非常に難しいところがあります。障がいのある方にも借りやすく出来るように、鎌倉市としては借りやすくできないものでしょうか。これは、障がい者の自立の第一歩というべきものです。いかがでしょうか? |
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(市の回答) |
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災害時の要介護者の介護者確保について これは、何回と無く質問していることですが、足利市とは協定がまとまりました。上田市とも今やっているところだと聞いております。鎌倉市の姉妹都市である山口県の萩市とはできないものでしょうか。この制度は、介護が必要な障がい者や高齢者には必要不可欠なものです。上田市との現在の状況や、萩市とのこれからの展望をお聞かせください。 また、施設同士の職員の交流というか、職員同士の派遣になっていますが、災害時に相手先にいけるように、ヘルパー業者やそうでない個人で資格を持っている人でも行ける状況ならいっていただけるように、公募しておいたらいかがでしょうか。 |
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(市の回答) 災害時の要介護者の介護のために、介護施設の技術者だけでなくヘルパーや有資格者の個人を確保しておくことについては、被災地へ訪問介護事業者、あるいは介護福祉士などの専門職を派遣する際の派遣費用、事業報酬、保険費用などの課題を整理する必要があります。整理をした上で、登録制度の整理を検討したいと考えております。 |
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障がい児の学童保育の利用状況とレスパイト事業について 二年前、子ども部が出来たときに、どのような障がいがある児童であっても何ヶ月か前に申請しておけば、親と相談の上、公費で学童保育が使えるということになりました。現在の利用状況とどのような障がい児が利用されているのか教えてください。 また、小中高の障がい児の放課後余暇の活動の場の提供と、その家族へのレスパイト等のために実施している障害児放課後余暇支援事業がどのような形で利用されたりしているのかあわせて今後の事業の展望についても教えてください。 |
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(市の回答) また、どのような障がい児の方が利用されているかについては、子どもの家を利用されている障がい者の方、は、先ほど申しました通り12名の方が利用されていますが、12名の内訳でございますが知的障がい者の方が5名、身体障がいの方が2名、発達障がいの方が5名となっております。 今後も、障がいのある児童が利用をする場合、あるいは、利用開始後も、必要に応じまして、保護者や関係機関に連携を図ることにより、課題を共有いたしまして、より良い対応をしていきたいと考えております。 |
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