2010年(平成22年)3月14日(日)に鎌倉市役所の4階402会議室にて、第6回鎌倉バリアフリーシンポジウム(主催:鎌倉バリアフリー研究会)を開催しました。
当日のシンポジウムでは、「安心して行き来できる街づくり」をテーマに、基調講演として藤沢市都市景観審議会会長・日本トイレ協会副会長の高橋志保彦さんにトイレのバリアフリーに関するご講演を、そして、神奈川県警察本部の新倉聡さんに交通信号とバリアフリーのご講演をいただきました。講演内容は普段は伺うことのできない貴重な内容で、ご来場を頂いた参加者の皆様は熱心に聴いておりました。
第二部ではバリアフリーシンポジウムでは恒例となりました学生研究員による報告です。今回は学生研究員が鉄道とバスの連携関係に関するバリアフリーを研究報告と、第一部と関連しますが鎌倉市内のトイレのバリアフリー研究報告が行われました。
バリアフリーという言葉は昨今では当たり前のようなキーワードになっておりますが、整備面でもっとできるのではないか、もっと良くしていくことができるのではないかと思います。やがて、「バリアフリー」という言葉を用いなくても自然にバリアフリーな社会になることが大切だと考えますが、今回のシンポジウムがそれを考える機会になりました。 |