1.JR鎌倉駅のエスカレーターとエレベーターの設置について JR鎌倉駅の東口と西口の「エレベーター」と、ホームに上がる「エレベーター」の3機、そして、昇り降りができる「エスカレーター」が、平成19年3月末日までに設置されます。 このことに関しては、千が、鎌倉市の職員とJRの駅改修担当者と直接お会いし、いくつかの提案・要望などを行ってきた成果の一つとも言えるでしょう。 これは千一が議員になる前から言い続けてきたことであり、平成18年3月の議会において、「18年度予算案」の中に、この案件がすでに組み込まれていたことが、この予算案に賛成した大きな要因の一つと言えます。 観光都市・鎌倉の「玄関」鎌倉駅として誇れるようにしたいものです。 |
2.障がい児の学童保育について 私は、今まで何年間も、「どのような障がい児も学童(子供の家)に入れるように」と言い続けてきました。しかし、それを言うと、「県下では、前例がない」からと「他の課にわたって前向きに考えましょう」というのが決まりきった「答え」でした。 しかし、ようやく平成18年度から「子ども部」もできたこともあり、どのような障がい児でも、公費負担で、介護者を付け、希望すれば「学童」に入れるようになりました。 これまで重度の障がい児は、保護者負担で介護者を付けた上でしか入ることができませんでした。しかし、18年度からは、希望すれば自由に入れます。とても嬉しいです。 |
3.災害時の要介護者に対する介護人の確保について いつも介護を必要としている人にとっては、例えば、阪神・淡路の大震災や新潟の地震などがあっても、常に介護人の確保が必要になります。 しかし、阪神・淡路の場合においても、新潟の場合においても、その介護者自身が被災者となり、介護ができなくなることは大いにあることです。一日、二日は、自治体の組織などでなんとかなったとしても、それが一週間も続くものではありません。 そこで考えたのですが、例えば、鎌倉に阪神・淡路並みの地震が起きた時のことを想定します。そのような場合、鎌倉の近隣市においても地震の被害が及んでいるわけです。そうなると近隣の市でない都市からの援助が欲しいので、鎌倉ならば、姉妹都市でもある長野県上田市、山口県萩市、栃木県足利市などとあらかじめ提携を結んでおき、災害時には相互の介護人の派遣ができるような体制づくりをしておけば、お互いにとって、とても有意義なのではないかと思います。このことは、二年ほど前から提案し続けてきました。 鎌倉の大きな意味での体制づくりがやっとできたので、上田市にも18施設に呼びかけたところ、全施設が賛成でした。もちろん、鎌倉市、上田市の両市長も賛成で、「それはやるべきだ」という意見です。 先日、上田市に視察に行った時も、市の担当部長に尋ねたところ、上田市としては平成18年中に話をまとめ、19年になってから、鎌倉市にその結果を持ってくるそうです。もう直ぐに「提携」ができそうです。 要介護者の方々、少しは安心できますね。 |
4.「小袋谷新道」歩道の「拡幅工事」延長について 「小袋谷新道」は、もともと歩道が狭く、段差、傾斜、勾配が多かったり、また標識や電柱などがあり、危険な状態でした。 2005年に始まった「歩道拡幅工事」は、鎌倉街道の「レイ・ウェル入口」交差点から「大船中学校裏門」付近まで工事が済んでいましたが、現在は、その先の「大船中学校裏門」から約300メートル先、道路の区切りの良いところまでが工事中です。 19年3月中には工事が完了することになっています。 |
5.「自立支援法」の鎌倉市独自の助成について 昨年より一般質問や市長との話し合いにおいても言い続けてきた問題です。今年度の4月からの「自立支援法」における当事者の負担は、国の基準でいくと、一級年金受給者でまった税金を納めていない人は、0から24,600円に、二級の年金受給者は、0から15,000円になり、また、施設に通っている人も工賃以上の運営費をとられるところも少なくありません。そして、それは子供にも1割負担を原則にして、所得の少ない家庭では、0から1割負担となり、若い夫婦にとっては、子育てのとても大きな負担になっています。 しかし、市長との話し合いもあり、18年10月より24,600円を10,000円に、1,5000円を5,000円に、障がい児の「あおぞら園」の利用料を今まで通りにし、視覚障がい児のヘルパーも3月当初のものにしました。しかし、これは今年度限りのもので、是非とも続けていかなければならないものだと訴えていく考えです。 また、少しばかり税金を払っている方々からは、37,200円が上限というのは、大変なことなので、変えさせなければなりません。 これからも皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。 |